理事長・校長からのメッセージ
理事長からのメッセージ
本校は、1958年(昭和33年)「産業界の第一線に貢献する人材の育成」という建学の精神のもと開校されました。佐賀県内唯一の私立の商業高等学校として、実学を重んじる教育を実践し現在に至っています。その伝統は二万名を優に超す卒業生によって受け継がれてきています。そして「進取とチャレンジ精神」という「佐学魂」によって、全国津々浦々で社会に貢献しています。
では「貢献する」とはどういうことなのでしょうか。「貢献する」とは、人の役に立つこと、人によろこばれること、人に感謝されることではないでしょうか。人の役に立ち、人から喜ばれ、人から感謝されることこそが貢献というものと思いますし、そのことによって、いい人間関係も築くことができると思います。
学校においても、仕事の場においても、貢献するということを中心に置くだけで、あらゆることが前向きなものに変わってくると思います。そうして、自ら誠心誠意、額に汗して何事にも取り組むことによって「あなたでなくてはならない」という存在になっていくと思いますし、社会に貢献する人材となっていくと思います。
そしてそこには、自ずと品位・品性・品格という風格がにじみ出てくるでしょう。品位とは、見る人が自然と尊敬したくなるような気高さ、上品さをいうのではないかと思います。品性とは、その人の心に潜む倫理観や道徳心が表に現れたものであろうと思います。そして品格とは、自然と頭の下がる魅力のある人や社会といえるでしょうか。
佐賀学園高等学校の生徒として社会に貢献しうる人材となり、品位・品性に磨きをかけ、品格のある人や学校になることが、創立以来佐賀県民の方々から寄せられた本校への願いであり、私の願いでもあります。 高校生時代のスタートにあたり、気持ちも新たに、生徒諸君と先生方が一体となって「進取とチャレンジ精神」を伸ばし、人間としての魅力作りに励んでいきましょう。
理事長 笠 慶宣
校長からのメッセージ
本校はいろんな地域やいろんな夢を抱いた多様な生徒たちが集まる学校です。お互いを認め合い、切磋琢磨しながら人として成長するよう少人数学級によるきめ細かな指導体制や学校行事、部活動への積極的な参加などにより、大学、専門学校、就職など多様な進路選択を実現しています。伝統を継承し未来に向けた更なる学校の活性化に向け、職員と生徒が一体となった学校づくりをします。いい学校、信頼される学校を創るためには、生徒一人ひとりの「人間力」の向上が大切です。そこで生徒の皆さんには、次の3つの心を大切にしてほしいと思います。
○ 向上心:夢に向かって勉学や部活動に打ち込み、自己を高めていく心
○ 自律心:社会的マナー・服装等を整え、清く正しい生活をめざす心
○ 思いやりの心:人の心の傷みや苦しみを思いやれる心、ボランティアの心
生徒の皆さん一人ひとりの「人間力」が高まり、それが大きな塊となった時、佐賀学園は必ず大きく飛躍すると確信しています。また、これからの時代、社会に貢献できる様々な人材を送り出す、器の大きな学校として在り続けたいと考えています。佐賀の玄関口JR佐賀駅から歩いて4分。さあ皆さん、佐賀学園高等学校に来てください。一緒に学園生活を送りましょう。夢を抱く若者を待っています!
校長 青木 勝彦